iPhone用に65WのUSB-C充電器を選ぶときは、65Wという数字だけで決めず、ポート数・同時充電時の出力配分・使うケーブルを確認します。iPhoneに65Wの電力が常に流れるわけではなく、端末・充電器・ケーブルの条件に応じて充電が行われます。メーカー・販売ページに公開されている仕様をもとに、購入前に比較する観点を整理したものです。
65Wを選ぶ前に確認したい3点
1. iPhone以外も同時に充電するか
iPhoneだけなら、65Wすべてを必要としないケースがあります。一方で、ノートPC、iPad、ワイヤレスイヤホンなどをまとめて充電する場合は、複数ポートと出力配分を確認する理由があります。
2. USB-Cポートの数とUSB-Aの有無
手持ちのケーブルがUSB-CかUSB-Aかで必要なポートが変わります。
3. ケーブルも充電速度に関わる
充電器だけを高出力にしても、ケーブルや接続機器側の仕様によっては期待した出力になりません。
比較候補:65Wクラスの3製品
ここでは、ポート構成と同時充電時の出力配分を比べやすい65Wクラスの候補を3つ並べます。
| 候補 | 見るポイント |
|---|---|
| Anker 735 Charger | USB-C 2ポートとUSB-A 1ポートを使う構成か |
| UGREEN NexodeX 65W | 複数ポートで同時充電する際の出力配分 |
| CIO NovaPort SLIM DUO II 65W2C | USB-C 2ポートで足りるか、持ち運びやすさを優先するか |
1. Anker 735 Charger (GaNPrime 65W)
複数機器をまとめて充電したい人向けの候補の一つです。Amazon販売ページでは、最大65W・USB-C 2ポートとUSB-A 1ポートの計3ポート・折りたたみ式プラグと記載されています。
2. UGREEN NexodeX 65W
複数ポートを使う場合の候補です。同時充電時に各ポートへどのように出力が配分されるかを、購入前に販売ページで確認してください。
3. CIO NovaPort SLIM DUO II 65W2C
USB-C 2ポートで充電環境を整えたい場合の候補です。ノートPCとスマホを同時に充電する場合は、販売ページに記載された同時充電時の仕様を確認してください。
まとめ
65W充電器は、iPhone単体のためだけではなく、複数のUSB機器やノートPCも一緒に使う場合に検討しやすい出力です。まずはポート数、同時充電、ケーブルの3点を確認して、必要な構成を絞り込んでください。
比較する前に、充電する組み合わせを書き出す
65Wを選ぶかどうかは、iPhoneの機種ではなく「同時に何をつなぐか」で決まります。iPhoneだけ、iPhoneとiPad、iPhoneとノートPC、USB-A機器も残っている、のどれに近いかを書き出してください。合計出力が65Wでも、複数ポート使用時には各ポートへ配分される出力が変わるため、販売ページの配分表を必ず確認します。
ポート構成ごとの向き・不向き
USB-Cを2口以上使う場合
ノートPCとiPhone、タブレットなどをUSB-C中心で充電する人向けです。今のケーブルがUSB-C同士か、Lightningも必要かを確認します。USB-Aを使う予定がなければ、USB-Cポートを優先したほうが変換アダプタを減らせます。
USB-Aのケーブルが残っている場合
古いアクセサリーや周辺機器のためにUSB-Aが必要なら、USB-Aポート付きの製品を選びます。ただし、USB-Aを使う頻度が低いなら、ケーブルの買い替えとUSB-C中心の構成も比較してください。
選ばないほうがよいケース
- iPhoneを1台だけ充電し、PCやタブレットとの共用予定がない
- 同時充電時の出力配分が販売ページで確認できない
- 必要なケーブルの端子・対応出力を確認していない
購入前の確認表
- 同時に充電する機器をすべて書き出した
- USB-CとUSB-Aの必要な口数を決めた
- 単ポート時だけでなく、同時充電時の出力配分を確認した
- ノートPC用ケーブルが必要な出力に対応するか確認した
- 持ち運び用なら、重量・プラグ形状・ケーブルの本数を確認した